〈住職のプロフィール〉

                             稗貫光遠(ひえぬき・こうおん)

 昭和36年、神奈川県生まれ。大正大学仏教学部(浄土学専攻)卒業。師父・稗貫公夫

上人の感化により仏門を志す。大正大学で伝道学を講じていた土屋光道師との出会いに

より僧侶になることを決意。

 昭和57年、総本山知恩院にて伝宗伝戒。昭和60年、浄土宗開教使を拝命。ハヴイ、

コハラ両浄土院、ハレイワ浄土院などの主任開教使を歴任。平成3年9月に帰国。

 平成5年、相模原市に一軒家を借り「布教所」の開設を試みる。平成8年3月、相模原市

東橋本に新寺建立。平成22年、現在の大和市に移転。平成24年1月、浄土宗の大遠忌事業「五重推進」の一環として五重相伝を開筵し、伝灯師をつとめる。また平成24年9月

より1年間、比叡山・黒谷青龍寺に奉職し、現在に至る。首都圏の新興都市で、念仏弘通、

教線の拡張に身を挺して活躍している。

 浄土宗神奈川教区・教化団理事、教化団副団長などを歴任し、現在は浄土宗常任布教師、総本山知恩院布教師、大本山増上寺布教師、大本山光明寺布教師、大本山善導寺布教師、おてつぎ奉仕団指導員などの役職を務めている。

 (月刊誌「知恩」より抜粋、加筆する)